ゲノム編集遺伝子の環境放出ストップへ! 欧州市民が警告するエビデンス集 印鑰さんが日本語版を緊急Web公開!&農業シンポでの『何が問題「ゲノム編集」』印鑰さん講演動画も動画公開!
- 2021/12/25
印鑰 智哉さんが 12月11日の第13回日本の農業と食を考えるシンポジウムで紹介した『ゲノム編集ー神話と現実 ガイドブック』日本語版が多くの方の協力でスピード出版、PDFが12/24がインターネットに公開されました!
ダウンロードURL(↓)
https://okseed.jp/media-download/163/adae725f584e2323/
そして、先日の農業シンポジウムで印鑰さんが『何が問題「ゲノム編集」』講演動画も「とようけチャンネル」でYouTube公開されました。
今回の発表でも印鑰さんにゲノム編集技術の危うさを誰にもわかりやすい形でお話しいただきました。
今、子ども達をターゲットは小学校や障がい児介護福祉施設にゲノム編集トマトの苗が配布され、子ども達からゲノム編集された不自然な食品に慣れさせ食べさせようというゲノム編集技術の推進企業のスキームが明らかになっています。
印鑰さんからはOKシードプロジェクトが行っている緊急オンライン署名への協力や、今回緊急翻訳し公開された『ゲノム編集ー神話と現実 ガイドブック』(日本語版)も活用して多くの市民が行政や市町村、小学校、障碍者施設に働きかけることが、世の中を変えていく大事なきっかになると、その重要性を訴えました。
1000名以上が参加・視聴した印鑰さんのオンライン発表に続き、農業シンポジウム主催者の由井寅子(日本豊受自然農代表)が視聴者に協力を呼びかけ、日本豊受自然農として今回の視聴者には、印鑰さんの講演DVDと『ゲノム編集ー神話と現実 ガイドブック』冊子版を無償で提供するので、ぜひ働きかけへの協力を呼びかけました。
『第13回日本の農業と食を考えるシンポジウム』動画は2022年1月11日まで好評アーカイブ無料配信中です。
▼参加者の声、開催報告なども掲載!『第13回日本の農業と食を考えるシンポジウム』特設サイト
https://toyouke.com/tokyo202112/
▼環境農業新聞社が農業シンポジウムを5面にわたり特集記事として掲載していただきました。
https://toyouke.com/news/16857.html
以下、OKシードプロジェクト(事務局 印鑰さん)からのニュースレターを転載紹介します!
1. ゲノム編集トマト苗配布問題記者会見
サナテックシード株式会社/パイオニアエコサイエンス株式会社はゲノム編集されたトマト「シシリアンルージュハイギャバ」を来年2022年から障がい児福祉施設・デイケア福祉施設に、再来年の2023年からは小学校に無償配布する計画を発表しました。
安全性も確認する実験すら行っていない遺伝子操作作物を子どもたちに育てさせることはありえない、ということで、緊急にオンライン署名を行っております。現在、8500筆を超えたところですが、第一次集約として、その署名をサナテックシード株式会社/パイオニアエコサイエンス株式会社に届け、また関連する行政窓口にも年明けに届ける予定です。
↓署名のご協力お願いします。
https://okseed.jp/act/
日本消費者連盟は公開質問状を出して、その計画の撤回を求めましたが、パイオニアエコサイエンス株式会社はその意志はないと返答しています。
https://nishoren.net/new-information/16945
安全性が確認されないトマトの苗を子どもたちに育てさせることはあってはならないということで、いくつかの地方議会でもこの件が問題視され、議論されています。日本各地でこの問題に関わる方たちに参加いただき、オンライン記者会見を行います。この記者会見では質問はメディアの方が優先となりますが、一般の方もご参加いただくことができます。
下記の日程で開催いたしますのでぜひ予定を確保をお願いいたします。報道関係者の方だけでなく、農家、消費者、すべての方にご参加いただけます。参加申し込みは新年早々に開始する予定です。
2022年1月27日午前11時~12時
オンライン記者会見
2. 『ゲノム編集ー神話と現実』日本語版公開
https://okseed.jp/genomemyths.html
日本ではゲノム編集食品に関する批判的な情報がほとんど流れません。しかし、世界では多くの科学者たちがゲノム編集された食品に潜む問題を指摘しており、日本で流れる情報とはかなり異なる事実が明らかになってきています。
欧州裁判所はゲノム編集食品を従来の遺伝子組み換え食品と同等の規制を行うべきという判断を示しました。その後、この決定を覆すために遺伝子組み換え企業による熾烈なロビー活動が欧州議会で行われています。その遺伝子組み換え企業の主張は科学者たちの見解と大きくことなることをまとめたガイドブックが緑の党/欧州自由連盟会派が作りました。このガイドブックはいかにゲノム編集食品への規制を緩めることが大きな問題を引き起こすかを示すものとなっています。このガイドブックはすでにゲノム編集食品を解禁してしまった日本にとっても今後の政策を考える上で、とても役に立つものとなると考え、その日本語版制作を行いました。
A4版52ページで、自由にダウンロードしていただけます。またPDFで読むのは大変という方には印刷版も1部300円で頒布することにしました。12月31日販売開始です。ぜひ、ご活用ください。
『ゲノム編集ー神話と現実 煙幕の中のガイドブック』クレア·ロビンソン著
https://okseed.jp/genomemyths.html
. OKシードプロジェクト・第2回学習会のお知らせ
ゲノム編集でないタネを守ることの重要性がかつてないほど高くなっています。そのためには、雑穀で起きた/起きていることを知ることはとても重要になっています。以下の日程で学習会を開きますので、ぜひご参加ください。
参加は無料です!
第2回 2022年1月20日(木) 20時~21時半 オンライン学習会
テーマ 品種名が消えた「雑穀」―歴史と今後の課題
かつて、ヒエやアワなどの雑穀には、多様な品種がありましたが、現在は単にヒエ、アワというだけで取引されています。穀物検査や輸入穀物など、品種名が消えた経過を振り返り、課題を探ります。
講師 岩手の岩泉好和さん(アクシス委員会連合会会長、日本有機食品認証連絡協議会理事)
お申し込みは以下から(参加費無料)
https://okseed.jp/eventapply/
引用転載ここまで
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ドキュメンタリー映画『遺伝子組み換えルーレット』ジェフリー監督のシンポジウムでのメッセージと最新短編動画日本語版 「Don’t Let the Gene Out of the Bottle(遺伝子を実験室のビーカーから放出してはならない)」(16分)はYouTubeとようけチャンネルで公開中です。