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京都でのシンポジウムに登壇された山田正彦元農相からアメリカの現況レポートが届きました

山田先生のfacebookから

山田 正彦
9月11日 0:05 いいね 1万1千 コメント566件シェア6,681件

今アメリカにいます。大変大事な報告をさせて頂きますので、是非シェア拡散して頂けませんかか。

米国でGMO(遺伝子組み換え)食品のの反対運動を成功に導いたゼンハネットさんにお会いして話を伺い、自宅で家族一緒の美味しい料理を頂きました。

カリフォルニアの裁判所がモンサントのラウンドアップで癌になったとして、320億円の賠償金を命じた判決言い渡しを彼女は傍聴していたのです。

米国では24の法律事務所が情報を共有して、8000件の同様な裁判が審議されているそうです。彼女も「これでモンサントも終りだ」と話していました。

日本の日本経済新聞でも、モンサントは1兆円の賠償金の支払いは免れないのではとして、同社を買収したバイエルは株価が20%下がったと報道しています。

彼女に近所スーパーを案内して頂きましたが、驚いたことに、山のようにNonGMO、オーガニックの人参、キャベツ等の野菜、果物が積み上げられています。

それだけではありません。鶏肉、牛肉、ソーセージ、ジュース、パン、菓子売場のケーキ、すべての調味料もオーガニック、NonGMOのシールが貼られています。

思わずで彼女に「普通の食品はどこにあるのですか」(笑)と聞いてしまいました。彼女は笑いながら
「季節によっては、NonGMO食品の入荷できない場合には並ぶことがありますが、売れないのでこうなったのです」と。

彼女に言われてよく見ると、同じ食品でもオーガニック、NonGMOのシールが貼られていない物がありました。

例えば、伊藤園の「お~いお茶」はNonGMOのシールが貼られていますがオーガニックのシールはありません。確かに日本はお茶は農薬は使いますが、まだGMOではありません。

最近、印鑰智也さんの米国東海岸の報告でも、今やスーパーでは「NonGMO、オーガニックのコーナーの割合が大きくなった」と述べていますが、その通りです。

彼女の話では黒人街のスーパーにも、オーガニック、NonGMOのコーナーはあるそうで、並べていて、選べるそうです。

どうしても、価格は割高にはなるものの、彼女の家族の医療費が年間120万円かかっていたのが、今では10万円になっているそうです。

しかしカリフォルニアでも、5年前までは、どこでオーガニック、nonGMOの食品を買ったらいいのかわからなかったそうです。

彼女は全米を2回、マンズアクロスアメリカの車でGMO.農薬の害を訴えて回り、3年前に、オーガニック、no.NGMOの認証制度、シールができたてそうです。

今では.マンズアクロスアメリカの会員だけでも150万人にもなっているそうです。

彼女の話によれば、NonGMOの食品はどうして混入は避けられないので、シールを貼るには食品は0.9%.飼料は5%まては認められるそうです。

ところが日本では消費者庁は、遺伝子組み換え食品は安全なので、これから国民に周知徹底させると述べています。

しかも、私の先日のFBに書いたようにモンサントと組んで、タレントを招いての高校、大学生対象のイベントを始めました。

しかも年内にNonGMOの表示基準を0%にすると発表、日本では事実上NonGMOの表示ができないようになろうとしています。

私が日本の現状を話すと、ゼンさんが面白い提案をしました。

生協、市民、生産者の団体で、皆が納得できるオーガニック、NonGMOのオープンな基準をつくり、その共通のシールを民間で作れば如何かと。

なる程、地方自治体でもカリフォルニアのように、独自のシールを作ることもできます。

まだまだ、希望はあります。頑張りましょう。