由井代表メッセージ! 種苗法改定案への緊急アクションのお願い

この1、2日が1つのヤマ場となります。由井代表の緊急メッセージ動画公開しました!拡散協力ください。

目次

種苗法改正反対

口コミ、SNSでの告知、引き続き今の署名も続けてください。国会議員さんへの東京、地方事務所へのアプローチ(FAX、TEL、訪問)、地方議会へのアプローチなども継続ください。連絡先名簿も最後に掲載しております。

追加アクション!

世界の人々と連携して種苗法改正ストップするためAVAAZで国際キャンペーン立ち上げました 署名ご協力ください 海外にお知り合いある方含め拡散協力ください。
「モンサント法から日本の農家を守ろう」(Protect Japanese Farmers from the Monsant Law)26ヶ国語対応しています。

現状報告

特に今回の種苗法改正法案では、政府、農林省が、法案の制定で虚偽の説明を行っていたことが発覚して今大きな問題となっています。この点は衆議院・農水委員会での印鑰 智哉さんによる参考人質疑で明らかされました。

法案説明で統計まで誤魔化して採決を急ぐ姿勢が知れ渡るにつれ、各界からも疑問の声が上がり始めました。特におコメについては、登録品種は16%ぐらしかないからたいした影響はないと農林省のホームページや各都道府県、JAなどへ説明していた内容が虚偽だったのです。

たとえば新潟県のコシヒカリは一般品種で大丈夫と説明されていましたが、実は99%がイモチ病対策の品種改良を加えたコシヒカリBLという登録品種であることがわかりました、計算しなおすと、コメでは登録品種の作付けがなんと2倍半の4割をしめます。

登録品種を知らずに許諾なく自家採種すれば、コメでいうと種籾をとって翌年まけば、懲役10年、1千万円以下の罰金となります。

統計数字まで嘘をついて法案成立を政府が急ぐなど前代未聞。登録品種の例外なき一律自家採種筋地とは全国の農家に甚大な影響を影響を与えることも徐々に明らかにっています。主食でもある多くの農家が関わるコメでの虚偽説明、これだけで普通は法案はやり直しです。しかし政府・農水省は訂正会見、謝罪を行うどころから、昨日も審議より採決のスケジュール優先を主張し、12月1日(火)参議院農水委採決、12月2日(水)参議院本会議採決の日程で押し切りました。

さすがにこのようになりふり構わず法案成立を急ぐ政府・農林省の異常な姿勢に、北海道では全179の市町村の75議会から法案反対と慎重審議の意見書が国会に届いています。全国だと300ほどの議会から意見書が出ていると聞きます。JAも70団体が種苗法に反対、沈黙を守ってきたマスメディアでも、中央紙では毎日新聞が、農林省の虚偽説明を今週記事にしました。北海道新聞、京都新聞など多くの地方紙でも種苗法の拙速な審議成立に反対するの声があがっています。

第1回目に皆さまに緊急協力いただきました「種苗法改定案の廃案を求める」臨時国会への請願署名では、11月4日に国会議員へ提出段階で短期間で日本豊受自然農のとりまとめ分が1万0626筆、直接農民連事務局へ送られたものを含めると、第一次締め切りでは、なんと日本豊受自然農のとりまとめ分が初回ではの過半数を超え、このことが起爆剤となり、全国での署名も昨日で4-5万に、また議員さんへのFAXは、ダンボールでないと入らないぐらいの枚数が届いているとのこと。

ネットでも「種苗法」のキーワードが急上昇、映画「タネは誰のもの」は全国的に公開が進み東京では上映延長となっています。

議会への意見書などの詳細は下記 日本の種子を守る会の以下ホームページもご参考ください。

以下が国会議員の連絡先名簿となります。
同日、札幌駅前と徳島県庁前で抗議の街頭アクションを行うという連絡をいただいています。

国会の今後 最新情報

26日に参院農水委員会で審議入りした種苗法改定案ですが、同日散会後の理事会で自民党から12月1日10:00~12:40で政府質疑を行った後、委員会採決をしたいと提案があり(共産党の紙智子議員のみが最後まで反対)、1日に委員会採決が決まったようです。

その後の見通しですが、2日に本会議採決が予想されます。12月1日(火)は10:00~散会まで 参院議員会館前で国会前アクションと座り込み日本豊受自然農スタッフも座り込み参加します。国会傍聴希望の方は11月30日正午までに農民連にお申込みください。


詳細は日本種子を守る会ホームページ、または、X(旧Twitter)でご確認ください。

参考リンク

【種苗法改正 第3弾】
「また大ウソ発覚!!農家に冷淡な政権!! ~改正後、日本の農業は?~」
印鑰智哉さん&質問者に各会派の議員さん

法改正の対象となる登録品種は1割程度しかない(米の場合は16%程度)なので法改正の影響は少ないとしてきた農水省の虚偽(印鑰 智哉のブログより)

国会審議で見えた種苗法改定の真の狙い~論点の再整理

【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】JAcom(農業協同組合新聞)サイト掲載

11/26参院質疑についての印鑰 智哉さん解説

日本伝統の農家のコメづくり、食の安全も危ない!

新嘗祭の日に種苗法改正案について農業法人豊受自然農スタッフとして考えたこと。

【種苗法改正 第1弾】
「石油会社が”種”を支配する日 ~改正すれば海外流出を防げるの?~」篠原孝議員
【種苗法改正 第2弾】
「逆に外資企業に流出する可能性!!」亀井亜紀子議員
田村貴昭議員質疑 11/19
11/26 参院農水委 紙智子議員質疑(頭だし)
印鑰さんコメント「種苗法改正案審議で政府の打ち出した政策に対して、しっかりと議論を挑んだのは紙議員だった」
11/26 参院農水委 須藤元気議員質疑(頭だし)
印鑰さんコメント「須藤議員は有機農業に傾注していると伺っていましたが、その本気度は伝わる質疑だったと思います。」
11/26 参考人質疑 野党推薦 村上真平氏(家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン代表)
11/26 国会前アクション 山田正彦元農相コメント(頭だし)
農水がJAに説明した資料も嘘、だがその資料を絶対見せてくれないこれまで国が嘘をつくことはなかった。それが種苗法を通すためには平気で嘘をつくようになってしまった

映画「タネは誰のもの」上映会 舞台挨拶(由井寅子)

種苗法改定 日本豊受自然農からの感謝とお願い(由井寅子)

TVでもついに種苗法の問題点報道

11月29日は朝日放送が「正義のミカタ」という番組で種苗法を取り上げました。
26日の参院野党側の参考人村上真平さん(家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン代表)の意見陳述、散会後の村上さんの国会前スピーチは必見です。

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