【豊受米】米づくりは「稗(ひえ)との戦い」除草風景が届きました

7月に入り、いよいよ夏も本番。
豊受の田んぼでも、先月に植えた苗が成長を始めています。
本日は、静岡県・伊豆の国市四日町の圃場から届いた農作業の様子をお届けします。

報告をしてくださったのは、米担当の富山さん。
こちらは、除草の様子です。
除草剤を散布していない自然農では、特に今の時期は雑草との戦い。
除草機を使って丁寧に作業をします。

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稲の天敵は、抜いても抜いても生えてくる「稗(ひえ)」

穀類の一種で、小さな種からなるイネ科の植物。
「あわ・ひえ」として、ご飯に混ぜて食べられることもありますが、これが繁殖すると稲の生育を妨げてしまうのです。成長すると、稲の苗と見分けがつきにくく、除草に手を焼いてしまう「田んぼの困りもの」でもあるのです。

そこで稗との戦いの前に「あらかじめ種の段階で取り除いてしまおう」と、工夫をこらした豊受の米班メンバーたち。除草機にネットを取り付けて先手を打つ事にしたそうです。

「稗の増加に対して除草が追いつかない状況となっています。
本日はネットを除草機に取り付けて種を取り除きながら行いました。
これにより少しでも稗の増加が止まってもらえれば」と報告してくれた富山さん。

薬剤に頼らない「無農薬米」

除草前
除草後

薬剤に頼らない「無農薬米」はこうした地道な努力によって支えられています。
こうした思いや創意工夫のもと、豊受農民たちは栽培に励んでいます。

今年もみなさんに安心でおいしい、心のこもった「豊受米」をお届けできますように!
暑い夏もこれからまた本格化しますが、ぜひ応援のほどよろしくおねがいいたします。

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