アースデイ東京2015に、ご来場、ご協力いただきました皆様へ

アースデイ東京2015 御礼
地球の今と未来を考えて行動する市民が集う祭典アースデイ東京2015、今年は天候にも恵まれ、4月18日(土)、19日(日)、代々木公園に多くの方にご来場いただきました。
その中で、日本豊受自然農は「自然な種で未来を変えよう!」をテーマに、日本豊受自然農がプロデュースしている豊受オーガニクスレストランは「自然農の安心、安全、栄養あふれる農作物を、世界文化遺産の「和食」で美味しく頂こう!」をテーマに、そして私が会長を務める日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)では、「ドイツ発祥自然療法ホメオパシー統合医療を体験しよう!」をテーマに、アースデイ東京に参加させていただきました。
さて、今年のアースデイ東京では、戦後70周年の節目となる年の開催となりました。実行委員会全体では、「Yes, Peace!」を合言葉に決まりました。また、日本豊受自然農は、アースデイ東京2015を創りだす主催団体である実行委員団体として、初回の実行委員会から今回のアースデイ東京では関わらせていただきました。
その中で今年のファシリテーターのシキタ純さんから初回の実行委員会にて、「アースデイ東京2015を未来に向け社会を少しでも良い方向に変えていくきっかけとなるイベントにしたい。」「当日の祭典で終わるだけでなく未来へつながる連続性を持ったイベントにしたい」という思いを語られ、全ての実行委員団体が、アースデイ当日には、3テーマ、すなわち「エネルギー」、「食の農」、「経済」の少なくともまずは各々の団体がいずれかのテーマで1つは解決策をアースデイ当日には市民に提案できるアースデイにしようではないかというコンセンサスの下で、準備が進められました。
また、今年はアースデイキッチンは、自然な種から始るオーガニックにこだわりたいという方針もあり初の挑戦となりましたが、豊受オーガニクスレストランも初の屋外イベント「アースデイキッチン」のオーガニックな和食の提供に挑戦することとなりました。
両日、2つのブースとアースデイキッチン、そして4つのトークテントにまたがり、日本豊受自然農のスタッフやホメオパシーに関わる仲間のべ30人ほどがトークを行い、私も、2日目の4月19日には、オフィシャルトークテント、アグロエコロジーステージ、JPHMAテント、野外ステージでトークで、「食の農」からその先にある健康、また「経済」問題の解決につながる解決策の提案をさせていただき、また私たちの農場で自家採種したハーブの種を配り、自然農で育てたお野菜、またこれらを原材料にした石油系などの化学物質無添加の加工食品や自然化粧品など、身体のことを考えた商品をオーガニクスマルシェで配り、解決策となる自然型農業、オーガニックな和食文化、自然療法ホメオパシー、また心の病、罪悪感病を癒すためのインナーチャイルド癒しなどを提案を行いました。また別日程企画ではありますが、4月4日(土)名古屋で、「第4回 日本の農業と食 シンポジウム」を主催し、今回のアースデイにつながる食と農、そして健康、経済の問題につながる解決策を提案させていただき、これらの企画に関心持っていただき、当日もご参加いただきました皆様には心より御礼申し上げます。
今回のアースデイ東京の2日間に提案させて頂いた解決策はこれからが本番であります。私どもも、農場で、加工場で、オーガニクスショップで、レストランで、またスクールや、セミナーやセンターで引き続き、今回の提案した解決策が実を結ぶように努力をして参ります。
なお豊受オーガニクスショップ&レストランは、祭日を除く月火が定休日です(5月7日は臨時休業)でそれ以外は毎日営業しております。一部貸切の日などもございますので夕食の際は、事前にお電話(03-5797-3252)でご確認くださいますほうがよろしいかと思います。
また、ゴールデンウィーク期間中には、東京・用賀のCHhom東京校をライブ会場に4月29日、5月3日、5日に、食と農、健康、ホメオパシー関連をテーマに講演を行ないます。東京・用賀 をはじめ札幌、名古屋、大阪、福岡と全国のCHhom各校で同時開催で行います。ご都合よろしければぜひお越しください。
また、5月31日には、静岡・函南農場での収穫ツアー、8月1日、2日には北海道・洞爺農場での花摘み・収穫ツアーを行います。年間何度かの農場を公開の機会です。あわせてご案内いたしますとともに、ご来場をお待ちしております。
なお、今回私どもの提案をさせていただける場を与えていただき、様々なご支援、ご指導いただき、特に、今回のアースデイ東京を創りだすプロセスをご一緒させて頂いた実行委員会、理事の皆様、様々な調整、ご指導いただきました事務局の皆様、当日の大会を裏方で支えていただきました大会ボランティアの皆様、また急な依頼に関わらず、当日トークをご一緒させていただきました講師の皆様にはこの場を借りて心より厚く御礼申し上げます。特にお世話になりました。また反省点や今後への宿題も頂いております。これらをしっかりと受け止め推進して参りたいと思います。また、当日は、2つのブースとキッチン、トークの裏方を担っていただきましたJPHMAのボランティアの皆様や関係団体のスタッフに皆様にもこの場を借りて心より厚く御礼申し上げます。
皆様の益々のご多幸、ご発展を心より願っております。今後ともよろしくお願い申し上げます。
農業生産法人 日本豊受自然農(株)代表 百姓
日本ホメオパシー医学協会 会長 ホメオパス
由井寅子
自然な種で未来を変えよう!
Yes, Peace!「エネルギー」、「食の農」、「経済」というアースデイ東京のキーワードの中では、特に関係の深い「農業と食」の分野で、本豊受自然農としては、私たちが大切している「自然な種を守り継ぐこと」こそが、食の安全の根本に関わる解決策につながると考え、農家の立場から「自然な種で未来を変えよう!」を実行委員企画テーマとして今回のアースデイ東京に参加させていただきました。
報道されないためあまり知られていませんが、いまや日本は紛れもない世界一の遺伝子組換え作物(GMO)の輸入大国となっています。また市場で流通している野菜の種などでは既に9割が雄性不稔F1などの自家採種ができない、次代を育めない不自然な種を使った農業になっており、命を守り継ぐためには、今、自然な種を守り継ぐ農業を取り戻す必要があると考えています。

日本豊受自然農では、「自然な種で未来を変えよう!」、種から始まる自然農業にビジネスモデルで、「食と農」、さらには「健康」「経済」といった分野の解決策にもつながるアクションを多くの市民、農民の方と手をつなぎ実現たいと考えています。
アースデイ東京2015では、この基本に沿って、トークステージで、ブース企画で、また別日程開催イベントとして開催された「第4回 日本の農業と食シンポジウム」で。日本豊受自然農が、実践している自家採種、在来種、自然な種にこだわる農業の大切を説明し、様々な解決策を提案させていただきました。そして当日会場では、洞爺自然農場で採れた自然な種を配布したり、函南農場から分けてもらった自然な苗をアースデイ東京の会場で、販売することにより、子ども達から自然な種での農業体験を学んでいただいたり、また家族で、都会で家庭菜園からでも自然な種や農業を実際に始めてもらおうというアクションを企画しました。これらのアクションが、私たちの健康、食の安全の根源でもある自然な種を守り継ぐ農業が未来を守ることにつながると信じています。
会場では洞爺農場の自家採種のハーブの種を配布、函南農場のハーブの苗を販売
アースデイ当日には、私どもの北海道。洞爺自然農場で自家採種されたハーブ、エキネシア(免疫を高める北米インディアが大切にしてきたハーブ)と、ホーリーバジル(インドでのアーユルヴェーダでの儀式にも欠かせない心を清らかにするハーブ)の種を、日本豊受自然農のブースで、また、野外ステージの由井寅子代表のトーク時に配布しました。
また震災3周年の昨年のアースデイ東京で来場者に会場でポット植え(種まき)をしていただいた多年草のハーブ、エキネシアが昨秋、静岡・函南自然農場で満開となりました。
その自然な種から自然農で育てたエキネシアの苗もブースで販売しました。

こうした取組みがきっかけとなり、アースデイ東京の場から、自然な種を守り継ぐ農業が、各地で、また各家庭単位で始まり、未来に食の安全や自然な種を守り継ぐ活動へと広がっていくことを願います。
会場で種をもらわれた方へ
ア-スデイ東京で配布された自然な種や、豊受ブースで、販売されていたエキネシアやカレンデュラの苗の成長記録は、ぜひ日本豊受自然農まで情報をお寄せください。また来年のアースデイ東京の日本豊受自然農のブースでもぜひご報告ください。
メールアドレス: info★toyouke.com ※★を@に変えてお送りください
当日ご質問の多かったハーブ、エキネシアとホーリーバジルについて
●エキネシアは北アメリカの先住民に伝わるハーブで免疫を高め、血液をよくするハーブとして知られ、インディオではハーブ 蒸しなどにも使われています。そして世界中でお茶としても親しまれています。


※昨年は静岡 丹那プロジェクトでゴールデンウィーク明けに蒔いた種も満開に育ちましたので5月の初めまでは本州などの温暖な地域では十分種まきも可能と思われます。
なお、種を蒔いてからは、発芽適温を保ち、土壌を湿った状態にしておくと発芽しやすくなります。
与える水には、豊受自然農ご用達の、「発酵植物活性液アクティブプラント」や植物の生育に必要なミネラルのレメディー10種類が配合されている「野菜のためのマザーチンクチャー」の使用をお勧めします 。水3リットルに、アクティブプラント3ml、野菜のためのマザーチンクチャーを10滴入れてお使いいただくのが目安となります。1つの参考としてください。
ホーリーバジルはインドのアーユルヴェーダの儀式では欠かせないハーブで心を癒し落ち着かせてくれるハーブです。

これら現代人にはもっとも必要とされる2種類のハーブの特徴や栽培方法は日本豊受自然農のホームページで紹介されます。今回種を受け取られた方、苗を購入された方の栽培レポートなども募集中です。各家庭で自家採種された種や苗が、将来アースデイの場でも交換されるようになり、未来の命を守る自然な種を守り継ぐ社会につながってほしいと思います。
なお、東京・用賀の豊受オーガニクスショップでは、函南農場のエキネシアの苗を販売しています。また、数には限りがございますが若干のハーブの種もございますので、お子様連れで、自然な種のハーブの栽培をお考えの方はショップでわけてもらっってください。
土づくりを大切にする自然農の普及をめざし。
国際土壌年でもある2015年、日本豊受自然農は、農作物を育んでくれる母なる大地、土壌に感謝し、土そのものや土壌菌の働きをしっかりと認識し、土づくりを大切にする自然農業を行っています。
土や土壌菌を大事にするために、農薬、化学肥料を使わない。そして土壌菌や発酵技術、虫たち、ハーブ、ホメオパシー、大自然に対する感謝の念などを使って、農作物を育てています。
この土づくりの原点に戻って、クヌギ落ち葉堆肥、乳酸菌や麹菌などの発酵技術、ハーブやホメオパシーのレメディーの技術、虫やミミズなどの力も借り、土壌菌などのバクテリアを活かす土づくりをすることによって、農薬、化学肥料、F1の種を使わなくても、収穫を見込める自然型農業が可能になります。そして、自然農で、肥料で甘やかせて作物で育てないことで、植物自身が土中深く根を張って、主根だけでなく、側根をしっかりと伸ばせます。側根の酵素の働きによって、土中の必須微量元素やミネラルを、場合によっては岩石などを溶かしてでも側根が吸収することで、栄養、ミネラル分をしっかり含んだ昔のような栄養あふれる野菜ができます。また、窒素、リン酸カリの化学肥料で育てると発がん性のある、野菜が窒素をしっかり固定化できず、硝酸態窒素を多く含む野菜となります。硝酸態窒素で育った野菜を食べると、牛でも倒れるそうです。なぜ自然農、無農薬、無化学肥料の野菜が大事なのかという意味を知識として知っておくことも大事です。

自然農の農家が消費者とダイレクトにつながる意味
これらの農作物を石油由来の化学物質である保存料や添加物、化学調味料など、健康への影響が懸念される様々な不全な物質を無添加で安全な状態で市民に提供したいと取り組んできました。加えて、平均時給が百円代という今の日本の農業の現実では、未来を夢見る若者が安心して就業できません。農産物を高付加価値化し、農村にも産業と雇用を創りだすために、自然農、オーガニックな安心、安全を特長とし、農家自身で自然農の農作物を原料に、加工食品や飲料、化粧品、ハーブ酒などをつくり、若者にも収入を見込めるモデルケースとなる農家になろうということで、販売やアンテナショップ、レストランまでも農家が行う、六次産業化への取組みを行ってきました。これらを提供するためハーブや豊受健康常備食(レトルト)などをつくる加工場を地熱、太陽熱を利用する自然エネルギーの設計で洞爺と函南に建設し昨年から生産も始めました。こういった地方の農家と都市の市民がつながって、農村の反映と、都市の市民の食の安全がつながる経済も含めた循環をつくるモデルケースになること、全国の農家がこういった取組みを始めて、日本の農業が元気になっていくことが、未来へつながる「食と農業」の問題への解決策になると信じます。

安心、安全な食を市民が選択する自由を守っていくためにオーガニクスマルシェを始めました。
日本豊受自然農では、ブーステントとして、豊受オーガニクスマルシェ(市場)を出展しました。そこでは、自然な苗、自然農で育てたお野菜や、農場で育てた自然農の農作物を原材料に使い農家が加工した様々な加工食品、飲料、発酵飲料、調味料、保存食品などを農家が販売しました。自然農を行うための土づくりなどを紹介した映像を流し、自然農を行うための農業暦、参考書籍、土壌活性液やマザーチンクチャー、麹、堆肥などを販売しました。また、お肌からは化学物質がよりダイレクトに体内に吸収されるために、農家がつくった自然化粧品を販売しました。これは自然農で育てた野菜やハーブを原材料に石油由来の化学材料無添加でつくったものです。自然農のハーブ酒、レメディー、フラワーエッセンスなど、市民が安心、安全な商品を知り、選択できる場としての市場を、まず1テントからですが開かせていただきました。

「食と農」をテーマにしたオフィシャルトークテントのトークでご一緒させていただきました安田美絵さんからも発表がありました。遺伝子組換食品の問題では、既に日本でも多くの遺伝子組換由来の食品を食べているにも関わらず、表示ラベルなどのからくりで、遺伝子組換の材料が含まれていても表示をしなくてもいいというようなルールで市民が知らないうちに、日本が世界一の遺伝子組換食品輸入国となっている現実があります。

またTPPなどでの関わりもありますが、そもそも表示そのものを禁止しようという動きに対して市民が安全な食を選択する権利を守るために、世界的に立ち上がって運動を行っています。この消費者が安心安全を知る権利を守るために、農家が市民、マーケットとつながり、直接、その安心、安全の意味や情報を伝える関係づくりを行っていくこと、農家自身が表示や情報発信をしていくことが未来の食の安全を守る解決策となると考え、農家が市民と直接つながる活動を続けていきたいと思います。
自然農の農作物を原材料にした「和食」の普及が「食と健康、経済」の多くの問題を解決する
「食」の楽しみは食べて幸せになるという面では、栄養・ミネラルにあふれる「食」の安心、安全という特徴だけでは不足があり、「美味しさ」という特長は欠かせません。アースデイ東京では、「食と農」の問題に加え「経済」の問題を取り上げていて、野外ステージでの3テーマのまとめでファシリテーターのシキタ純さんも「食と農」の問題の解決策としてユネスコの世界文化遺産にも指定された「和食」の文化を日本が取り戻すことが、食の安全、食糧自給率、経済の問題にもつながる解決策につながるという提案を総括されていましたが、全くその通りだと思います。私も日本のお百姓さんたちが育てた農作物を使った農作物を食べる文化やライフスタイルが失われ、大量の農産物や食を海外から輸入するような「経済」になったことが様々な問題を発生させている大きな原因の1つではないかと考えています。日本人が古来守ってきた、身土不二、内需で豊かな社会、自給自足型のライフスタイルやコミュニティー、そして家族の団らんの中心となってきた「和食」の文化が失われたことでの家族の絆の崩壊にもつながっているように思います。日本の農業や地方の荒廃、さらには食糧自給の低下、さらに不自然な食、そこからくる「食原病」、さらには日本人の心の荒廃など様々な健康問題という未来への不幸につながっており、逆に、もう1度、「和食」の文化を取り戻すことが、日本の「食と農」の問題を解決する鍵になると考えています。

農家自身が農村でなく東京・用賀で、自然農の野菜を原材料にした「和食」レストランを開く意味
「和食」の復興というテーマに対しては、昨年12月に、農場のある静岡函南ではなく、市民とよりつながりやすい東京・用賀に、「和食」をテーマに豊受オーガニクスレストランを開店しました。料理長には、「和食」一筋30年、その美味しさを追求してきた本多勝彦氏を招き、最初は、函南農場へ入ってもらい、自然農場で実際に農作物を育ち収穫されるプロセスを見ていただいくことから、メニューづくりが始まりました。またレストランは、オープンキッチン方式とし、昔ながらのカマドを囲んで、都会でも、安心して、昔の日本の家庭の厨房の雰囲気や家族の食事の団らんが感じられるよう配慮しました。

都会に農家がプロデュースして和食のレストランをつくることで、都市に住む人は、食の安全と憩いを、お金を払って手に入れます。そしてそのお金は、農家を通じて、農村にまわり、農村での産業や雇用を創出することができます。これが地方再生、日本国内での地産地消につながり、食の安全だけなく、日本を内需の国として豊かにするお金、経済の循環が生まれます。このような実践ある地方再生のモデルを官民あげて、全国でつくっていくことが日本の農業や地方の再生につながると考えます。
豊受オーガニクスレストラン ~アースデイキッチン(東京)での挑戦
そして、アースデイ東京2015では、屋外イベントでの本格的な食の提供という面では初めての経験となるアースデイキッチンにエントリーさせていただきました。

そこで、函南自然農場で採れた自然農の蕎麦の実と野菜を、自然な塩や調味料だけで味付けした蕎麦雑炊(そばぞうすい)を提供させていただきました。また、豊受の自然農場で育てた遺伝子組換えやF1雄性不稔でない在来種の大豆「フクユタカ」を原料に、私どもの加工場でつくったお豆腐などを提供しました。

まず、美味しい自然農の農作物を原材料に使った「和食」を食べて感動する体験を持っていただく。そのことで、自然な種にこだわった無添加の「和食」のファンづくりから始める。
アースデイキッチンへの出店は、その第1歩となるプロジェクトとなりました。

日本豊受自然農が提案する「エネルギー」、「食と農」、「経済」総合の解決策
「エネルギー」、「食と農」、「経済」の問題すべてを解決するキーワードとしては、「未来型の自給自足型社会」だと考えており、日本豊受自然農の行う自然型農業や六次産業化、そしてホメオパシー統合医療が行う自然療法からのアプローチはこれらの課題の解決につながる貢献ができると考えています。

アースデイ東京2015 別日程企画「第4回日本の農業と環境シンポジウム」

▼シンポジウム特設サイト
▼当日ブースで配布された環境農業新聞



「農と食」その先にある 様々健康問題に解決策があるホメオパシー統合医療
今回、「Yes, Peace !「農と食」自然な種、農業、食から未来をかえよう!」をテーマにしたオフィシャルトークステージでは食と農業に関わる農家、日本豊受自然農の代表としてだけでなく、日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)会長として由井代表が登壇し発表しました。不自然な「農と食」から起こる「農原病」や「食原病」といった難病について、現代西洋医学でうまくいかない場合でも、ホメオパシーには治癒の希望があることを、食やワクチンなどが原因起こった「発達障害」や、農薬が原因として起こった「シェーグレン症候群」がホメオパシーの健康相談で短期間に劇的に改善をみた症例をDVDで見ていただき解説しました。そして、日本では「食原病」の他にも、過剰なクスリや医療介入、予防接種によって起こる「医原病」や、間違った価値観の押し付けや教育、インナーチャイルドによって引き起こされる「罪悪感病」などが、ココロとカラダの難病を引き起こしている現実を説明し、こういった問題にも、ホメオパシーには解決策がることを提案しました。


安田美絵さんは、本日はおサルさんの着ぐるみでなく、落ち着いた和服姿で登場され、遺伝子組換え(GMO)食品の問題のポイントを解説されました。

GMO食品の表示の問題のカラクリから、日本人の食卓に油や加工食品原材料、家畜の飼料といった形で知らされずに多くGMO商品が入ってきていている実態をトレードマークのおサルさんのキャラクターの入ったパワーポイント を使ってわかりやすく解説されました。

そして、健康に生きる権利を奪うグローバルな種子会社の暴走に対しては、市民に残されている選択肢としてはこの問題を知って、こうした遺伝子組換え食品が多く使われている食品を食べない、例えば輸入のGMO飼料で育てられた家畜の肉を買わない、食べない、こういった企業の農薬や種子は買わないといった選択肢を実際行使していくことが解決策につながることを発表されました。
松下加奈さんからは、安田美絵さんが上映イベントのアフタートークなども担当された「モンサントの不自然な食べ物」「世界が食べられなくなる日」などの遺伝子組換え食品の危険性や農薬の問題などを公開する日本語版の自主上映のPRを担当されています。


CHhom、日本豊受自然農などでも自主上映されこれらの映画の自主上映がきっかとなって、市民やお百姓さんの間で、本当の情報が伝わるネットワークができつつあることがGMO問題の解決策への希望と紹介されました。話題の映画「パパ!遺伝子組換え食品ってなぁに?」は4月25日(土)から東京渋谷のUPLINKなどで公開されます。
なお、オフィシャルトークテントで行われた「Yes, Peace!な未来を語ろう!ココロとカラダ、子育てのこと with ママベリーの皆さん(ママによるベリーダンスショー)」には、CHhom1期生卒業で、インナーチャイルドセラピストの星野美津子さんが、「子ども、女性、子育て、教育、ココロとカラダ」ゾーンのトークステージに登壇しました。

自然育児友の会、ベビーアースデイの見事なママベリーダンスの後、レイキセラピー、キッズヨガ、新体道、シュタイナーなど、アースデイならでは出演者による女子トーク、そしてゾーンの実行団体がかかわっている子ども未来測定所やキャンドルナイトの紹介などが行われました、星野さんは、身体だけでなく、心や感情にも効く、エネルギー療法ホメオパシーの魅力を他の出演者ともシェアしながらのトークとなりました。共通するキーワードとして、自己治癒力や自然なエネルギーを大切にした健康、教育、子育てのトークとなり、この分野では、横のつながりによって、命にも、地球にもやさしい解決策へのコラボレーションの可能性を感じました。
農業と食、自然療法がつながったアグロエコロジーステージ
引き続き行われたアグロエコロジーステージは由井寅子代表とハタケンタローさんとのトーク。土と平和の祭典やアースデイマーケット、アグロエコロジー勉強会など、市民とリンクした環境・農業イベントを引っ張ってきた種まき大作戦のハッタケンタローさんとのトークは漫才師顔負け、腹を抱えて笑えるトークとなり、その中にも、日本の農業と食の問題から健康問題の解決につながる内容をフォローした素敵なトークとなりました。

静岡農林大学校を卒業しこの春新規に就農した農業女子の深澤さんの紹介もありました。若者が農業を支えていくことが大事になります。
アグロエコロジーステージには初日に、日本豊受自然農の函南農場スタッフでもありフラワーエッセンス療法家の東昭史、また日本ホメオパシーセンター埼玉日高の松尾敬子ホメオパスが登壇し、東さんは日本の花から新開発したフラワーエッセンス療法を紹介、松尾ホメオパスは、いつもながら体当たりのジェスチャーつきの演技でホメオパシーの特長をわかりやすく説明。自らも以前アースデイ東京で知ったホメオパシーを子育てに生かされた経験もあるハッタケンタローさんの提案でレメディーのホームキットが観客席に回されるなどこちら3人のフリートークも大変盛り上がりました。


ハッタケンタローさんの「毎日がアースデイ」という思いの中に、自然な種、自然農、自然な食に加えて、自然な医療、健康法も入ってくる、日本でもそういった社会が広まっていく未来を予感される素敵なトークとなりました。またステージの名前ともなった「アグロエコロジー」は、農業からライフスタイル、人生、経済までもよいものに変えていこうという今、世界で広まりつつある「農」に関する新しいムーブメントです。この流にもリンクした素晴らしいステージとなりました。
野外ステージでは、「自然な種で未来を変えようプロジェクト」をPR
最後に登壇させていただいた野外ステージは、日本豊受自然農で行っている自然な種、自家採種にこだわり、農薬、化学肥料を使わず、土づくりを大切にする農業を説明し、「自然な種で未来を変えようプロジェクト」をアピールしました。


まだプロジェクトで配布する種の残りがブースにあったため、急きょ、野外ステージでも洞爺農場で自家採種されたエキネシアとホーリーバジルの種を配るアクションとなりましたが、そのアピールを聞いていた野外ステージの回りの方までどんどん集まってきて、自然の種の配布は大人気。「しっかり育てます!」と宣言して受け取っていくお子さんの声が印象的でした。

由井代表は、自然な種を子ども達に配布するというアクションに加えて、今、330万人以上にものぼるこれから母親になって子どもを産む年齢にある多くの女性たちが接種を受けた子宮頸がんワクチン。大きな健康被害が明らかになりつつあるにも関わらず、補償が一向に進まない子宮頸がんワクチン被害の問題に触れ、予防接種が必ずしも病気を効果的に予防していないばかりか、様々な健康被害(薬害)を起こし、新たな難病である「医原病」を引き起こしている事実にふれ、わが子を守るためにも、この問題にも多くの親御さんたちが関心をもつことの大事さを由井代表が訴えました。
ドイツ発祥の自然療法ホメオパシーを体験しよう!(JPHMAエンジョイホメオパシープロジェクト)
日本豊受自然農の代表由井寅子が会長を務める日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)のブースでは、「食と農」の問題の先にある「健康」の問題に多くの解決策持つドイツ発祥の自然療法ホメオパシーの日本での普及、活用が、様々な問題に解決策につながることを、「ホメオパシーには解決策がある!」を看板にかかげ、昨年に続き、のべ30名近いボランティアやスタッフが力を合わせ様々な形でPR活動を行いました。





最も人気があったのは、ホメオパシー、インナーチャイルド相談、動物相談、フラワーエッセンス相談の体験相談会やホームキットアドバイザーによるアドバイスやQ&Aとまた潜在意識から感情ま測定QX-SCIO測定なども人気。そして「ホメオパシーには解決策がある!」ちらしや、ホメオパシーを特集した新聞記事、インナーチャイルド癒しの実践のDVDなども配布され、ホメオパシーやインナーチャイルド癒しなどついての認識がさらに深まった2日間となりました。
草の根で世界に広がり続けるホメオパシー
わずか200年の歴史で最も急速に広く広まった療法が、日本でも統合医療の1つに認知されつつあるホメオパシー。今や世界で10億人以上が親しみ統合医療の中でも重要な役割を担っています。
インドでは建国の父マハトマ・ガンジーが真の医学として積極的に推奨し、国の第一医学の1つとして認められています。インドに入ってきてわずか200年たらずで国民の半数が親しむ健康法になっています。しかも、自己治癒力を触発することで健康になっていく。さらにクスリのように副作用がなく、安全で、多くの治癒事例によりその有効性が検証され、さらにその有効性から草の根で広まってていった療法。インドでは現代西洋医学に比べ、5分の1の医療費で済むため、インドでは、国民と政府の医療費の削減の切り札としてホメオパシーを推進しています。インドではモディ首相の内閣の下、昨秋、ホメオパシー、ヨガ、アーユルヴェーダを含む伝統医学(AYUSH)省が新たに独立し大臣が誕生するなど、政府、国民をあげてホメオパシーを含む伝統医学が復興する動きとなっています。

日本ホメオパシー医学協会がニューデリーで2月28日、3月1日の2日間にわたって開催した、日印ワールドホメオパシーカンファレンスには、特別ゲストとしてWHOの伝統医学の東南アジア担当の技官が発表その中で、「WHОの戦略は、現在の社会に対し、ホメオパシーを含む伝統医学をどの様に貢献させるかという事です。」とコメントするなど、ホメオパシーが既に多くの実践例をもつ伝統医学としての地位にあり、その貢献方法が検討されていることが明らかになりました。アースデイ会場では、今年3月、JPHMA代表団がブータン国王に拝謁した記事などホメオパシーを特集した環境農業新聞4月10日号などもブースで配布された。

世界でも日本でもバッシングを乗り越え市民に広がるホメオパシー
自己治癒力を触発し自らが健康になるホメオパシーをはじめとした自然療法が広まることは、健康を市民が取戻し、半病人、クスリ漬け、病院漬け、高医療費社会からの卒業につながるため、世界各国でも様々な既得利権から、ホメオパシーを含む自然療法に対するバッシングは絶えません。

ロックフェラーの主治医がホメオパスで、英国王室では女王陛下がホメオパシーのレメディーキットを外遊の際には必ず持ち歩くことが知られています。エスタブリッシュメントの人たちは、自然農、オーガニックの野菜を食べ、ホメオパシーなど自然療法で健康ケアをしているにも関わらず、歴史的には、アメリカで、アジアで、ヨーロッパでマスコミなどを使った大規模なキャンペーンが展開され、ホメオパシーが広まる歴史は、叩かれても叩かれてもさらに広まっていくという歴史でした。
日本でも2010年に大規模なバッシングキャンペーンが行われました。当時はマスコミ、医療界、学術界を総動員したネガティブキャンペーンが展開されたことを記憶している方もあるでしょう。ただし真相は、由井寅子代表が『毒と私』に書いている通りです。バッシングにより日本のホメオパシーは潰されることはなく、より逞しくなって日本に根付きました
実は、ホメオパシーの「健康」の問題は、アースデイ東京2015の3大テーマの1つ「経済」にも、様々な面で関わっています。アメリカで大きな問題となっている最たるものが医療改革の美名の下で行われたグローバル資本 保険会社と製薬会社だけが儲かるオバマケアです。国民の命と医療よりも、グローバル資本が利益が優先されることで大きな不幸が起こっています。日本も対岸の火事ではありません。TPPは何も農業や自動車の問題だけではないのです。日本の国民医療費が既に30兆円をはるかに超え更に高齢化社会が進む中、自己治癒力を触発することで健康になる、食養生やインナーチャイルド癒し、ホメオパシーなどを活用して、健康や医療を市民の側に取り戻すことが「経済」の問題の解決策にもつながる重要なテーマではないでしょうか。
世界でも日本でもバッシングを乗り越え市民に広がるホメオパシー
JPHMAエンジョイホメオパシープロジェクトにてJPHMAブース前で2日間にわたって、ホメオパシーの認知度調査を行いました。日本ではまだ1%以下の方が使用している普及率ですが、その結果には驚かされました。368名中232名、63%とおよそ3人に2人が「ホメオパシーを知っている」という結果がでました。地球のことや未来のこと、子ども達のことなど、環境に対して意識の高いアースデイ東京に来場する層には、ホメオパシーの認識が急速に広まっていて、日本では市民がホメオパシーを選択する時代が近いことを予感させてくれました。

記録を残すプロジェクト
今回のアースデイ東京2015で取り組んでききた勉強会や各団体が当日提案を行った解決策が、イベント当日限りのものに、終わってしまわないように、アースデイ東京のWebサイトにもリンクする形で、その成果をきっちりと記録に残していこうというファシリテーターのシキタ純様のご提案がありました。私たちも今回のアースデイでの提案が、今後の解決策に結びつくような記録づくりに挑戦していきたいと思います。
加えて今回のJPHMAのアースデイ東京2015でのホメオパシーPRは、「ホメオパシー認識週間(World Homoeopathy Awareness 世界10億人以上のホメオパシー利用者がホメオパシーの創設者ドイツ医師サミュエル・ハーネマンの生誕260年を祝うホメオパシー世界認識週間(WHAW)参加イベントとして展開され今回のアースデイでのホメオパシーPRは英文レポートで世界に公開されます。

(急告)ネパール大地震 震災義捐活動へのご協力お願い
ネパールにはホメオパシーが普及しており、WHAW活動にも参加しており、ネパールのホメオパシー団体とも連絡をとり、今回の大地震に際し、CHhom各校に募金箱を設置し震災対策のレメディーと義捐金を送る活動をJPHMAでおこなっております。
私たちも毎日がアースデイの精神で取り組んでいます
▼農場の毎日の様子など最新情報はFACEBOOKなどでも公開しています。
https://www.facebook.com/toyouke


アースデイ終わって4月21日には農家で紫蘇濃縮ジュースに加工している赤紫蘇の定植を行いました

また今春、農林大学校を卒業して函南の農園で就農し、アグロエコロジーステージでも紹介された農業女子の深澤さんとカレンデュラの収穫を行いました。

4月28日 アースデイでブースを訪れたくれた農業の関係を担当する新聞記者の方が農場を訪問取材に凝られました。そして農用で堆肥や土づくり、ハーブ・ホメオパシー農法などの取材をしていただきました。多くの農場を歩いてきたそうですが、無農薬、無化学肥料でも、こんなにも元氣に作物が育っていることに大変驚かれていました。くぬぎの葉からの堆肥づくりの取材風景

土をめくるとカブト虫の幼虫がたくさんいました。これらのカブトトムシの幼虫の腸内細菌の助けを借りて、これにより生み出せる幼虫の糞や、麹や乳酸菌やハーブなどの発酵や菌の働きにより、よいたい肥ができます。

4月28日 農林大学校を今春卒業したばかりの若い力も函南の農場に就農し農作業に加わりました。にんじんを収穫する宮田さん。

4月28日 東京地区からの農業応援のスタッフも加わり、にんじんの収穫と選別が行われました。自然農だと皮も葉もまるごと食べられます。また人参葉は、ハーブと加工場でミックスされふりかけに加工され、一部は、東京・用賀での豊受オーガニクスレストランにて旬のメニューとしても登場します。

4月28日 自然農で、農薬、化学肥料を使わず、肥料をいれなくても、土づくりをしっかりすれば、こんなに立派なキャベツが育ちます。キャベツは野菜として出荷されるだけでなく、農家がつくる化粧品、ハンドクリームなどの原材料にも使われます。

4月28日 ハーブ カレンデュラの収穫
ハーブとしてティーや、ハーブ、酒ハーブ入りクッキーなどに使われる他、農家がつくる化粧品、石油由来の化学材料を無添加の自然化粧品(化粧水やジェル、クリーム)やシャンプー、歯磨きなどの原材料としても使われます。

▼トーク&セミナー
私たちのエッセンスを伝えるために、4月29日から5月6日のゴールデンウィークにも、一連のイベント(セミナー)を企画し、「食から農、健康、医療」に関わる自然農やホメオパシーの魅力や解決策を伝えていきます。なおゴールデンウィーク中のイベントは東京・用賀のCHhom東京校と、札幌、名古屋、大阪、福岡校は同時開催となります。(ライブ講演は同時中継)

▼豊受オーガニクスショップ&レストラン
アースデイ東京ではマルシェやキッチンを開催しました。東京・用賀の豊受オーガニクスショップ&レストランでは年間通じて、豊受自然農のオーガニクスショップと和食のレストランを楽しめます。一度、ぜひお越しください。(月火定休)

自然農の魅力を体感いただくために、農場を開放したツアーも開催いたします。5月31日(日)には、静岡県函南町の函南農場を開放しての自然農園体験ツアー、8月1日(土)、2日(日)には、北海道・洞爺農場を開放しての洞爺花摘み・自然農園体験ツアーとなっております。農場にもぜひお越しください。
またドイツ発祥の自然療法ホメオパシーについては、映像も含めこちらのリンクをご参照ください。
SPECIAL THANKS
ルナ・オーガニック・インスチチュートの安田美絵様、UPLINKの「パパ!遺伝子組換食品ってなぁに?」PR担当、松下加奈様、ナビゲーターを務めて頂いたグリーンオーナーズ倶楽部の橋本留美様は急な依頼にも関わらず快く登壇を引き受けていただき、トークステージを共有できたことに心より御礼申しあげます。
アースデイ東京2015のオフィシャルトークステージにて、こういった発表を持たせていただきましたことはこの上ない喜びでございます。トークをご承認にただきましたアースデイ東京の実行委員の皆様、「オフィシャルトークステージ」作業部会の皆様、「食と農」勉強会の皆様、また当日のオフィシャルトークステージの企画・運営をいただいましたアースデイ大学の皆様、そして、その調整をいただきましたファシリテーターのシキタ純様、アースデイ東京事務局のスタッフの皆様、また当日ご来場いただきました皆様に心より厚く御礼を申し上げます。
また、この場を借りて、アースデイ関連では多くの方のお世話になりましたので、御礼を申し上げます。引き続き行われましたアグロエコロージートークでは、ハッタケンタローさんはじめ、このステージの立ち上げの関わっていただきました皆様に厚く御礼を申し上げます。
メインの行事が行われる野外ステージでのトークでは、自然な種を子ども達にお渡しするためにこのような素敵な舞台を与えてくださいましたシキタ純様、アースデイ東京2015事務局長 宮腰、本当にありがとうございました。
この度、アースデイキッチン、屋外イベントでの本格的なキッチンにはグループとして初挑戦となりました。今回参加させていただきまして、市民の食の安全を守り、安全な食を選択する権利を守るために、また少しでもオーガニックでアースデイに相応しい食とするために、キッチンの選考、出店者の指導をはじめ、当日安全にイベントができるように様々な裏方としてカドマン企画の大塚様、アースデイマーケットの冨山様、リユース食器のプロジェクトの皆様、そして事務局の青田様などの働きがあっての今回の出展を終えることができました。この場を借りて厚く、御礼申し上げます。
その他にも、初企画とアースデイパレード in 渋谷、キッズウィークエンド、キャンドルナイトをはじめ、アースデイ東京の様々なプログラムにも関わらせていただきました。お世話になりました。理事、実行委員の皆様、準備、当日のボランティアの皆様に、このような形で参加させていただきましたことに対し改めて厚く御礼申し上げます。

そして今年は戦後70周年の節目。Yes, Peace! をキャッチフレーズに戦後70年を機に、今一度、その意味を問い返し、真の平和を考え、様々、犠牲になられた方々の慰霊を含めた祈りのキャンドルナイト。その中で、日本豊受自然農の函南農場の泥付きのお野菜をその祭壇のお供えに加えていただきました。
今回のキャンドルナイトでは、福岡県星野村で燃え続けている広島の原爆の残り火を農家の方が会場まで運ばれ、その祭壇に灯されました。その祭壇での採火から戦後70周年の祈りのキャンドルナイトが始まったことは印象的でした。

日本豊受自然農の泥付きの野菜が意味するものは、土から始まる平和のシンボルではないかと思いました。
私たちは農薬や化学肥料、除草剤を使って土壌菌を殺して土を台無しにする化学物質で菌との戦争をするような農業をいい加減にやめる時期に来ているのではないしょうか。生態系、土や虫たち、菌たちとも共生する農業が平和のシンボルになっていけばよいと感じました。
また、平和といえば、何も外なる武力での戦争でなく、例えば、自然体である身体の中に、様々な化学物質を入れることで免疫を下げる予防接種、多くの健康障害や様々な病気を創りだしているワクチンを体内に注入することも、体内の平和を乱す戦争のようなものだと感じています。そして、個人個人の心の内なる葛藤も、戦争や争いを生む大きな原因になっていると以前、私どもの代表が言っていましたことを思い出しました。インナーチャイルドを癒し、自分を愛することができるようになることで、他者も愛せるようになります。多くの人の心の中にも平和が訪れますことを。70周年の機に祈りたいと思います。
最後に今回のイベントは、一緒にPRにご協力いただきましたJPHMAのホメオパス、アニマルホメオパス、ファミリーホメオパス(ホームキットアドバイザー)、インナーチャイルドセラピスト、ホメオパシーとらのこ会員、カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー(CHhom)の学生の皆さんなどの多くのボランティア、さらに今回の参加を、グループをあげて準備、運営に携わってくれた日本豊受自然農、CHhomのスタッフに、この場を借りて、心より厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

横断幕には「Enjoy Homoeopasthy ホメオパシーを楽しもう!」のキャッチフレーズ