「5Gと健康問題」全国オンライン勉強会
日時 | 2021年3月7日(日)10:00-13:00 |
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講師 | 加藤やすこ&黒藪哲哉(いのち環境ネットワーク共同代表):由井寅子(日本豊受自然農代表) |
会場 | ライブ会場:CHhom東京校 中継会場:CHhom札幌校、名古屋校、大阪校 |
参加費用 | 無料 |
主催 | 農業法人 日本豊受自然農 |
オンライン 5Gアフター勉強会(第11回 日本の農林業と食を考えるシンポジウム)リーフレット。
裏面から「危険な5Gから身を守るためには?」「いのち環境ネットワーク」の5Gパンフレットの内容もご覧になれます。
プログラム
- 5Gのしくみ、ミリ波の影響
- 日本の規制値の高さと、規制を厳しくする
- 国海外の研究で報告されている健康や環境への影響と対策
- 国内外の反対運動や計画中止させたケース
- 各地の5G規制条例制定の動き
- 電磁波過敏症などへの健康障害への対策について
- 電磁波過敏症の方の体験発表
- パネルディスカッション
フレモール・ベルギー環境相「市民はモルモットではない」
次世代通信規格の5G普及が日本でも本格化しています。一方、5G展開では、IT技術・利便性では確かに人類は多くのメリットを享受できる可能性はありますが、電磁波被爆量が急増するため、生物多様性、人体の健康へのがあり世界各国では並行して規制も進んでいます。
ベルギーのブリュッセル首都圏地域では、周波数1800MHzについて19.2μW/cm2を上限とする厳しい規制をしてきました。5Gを導入するために携帯電話事業者が規制緩和を求めましたが、フレモール環境相は「市民はモルモットではない」と2019年4月に拒否しました。
スロベニアは「安全性が立証されていない」と、5G導入を禁止。イタリアでは500自治体、アイルランドでは20自治体、イギリスでは10自治体が5G基地局の設置禁止や一一時停止を採択。スイス環境庁は、5G基地局の設置禁止や一時停止を採択。スイス環境庁は、5G基地局の使用停止を各州に通達しました。アメリカでは、住宅地にスモールセル基地局を設置しないよう、条例で規制する自治体が増えています。(加藤やすこ代表「いのち環境ネットワーク」パンフレットより)、また、英国の保険会社ロイズ社が通信事業会社から5G導入に関連する保険の引き受けを要請されたのだがすべて拒否しており、ビジネスの世界でも5Gの健康への懸念が世界的な関心事となっています。
日本豊受自然農株式会社では、日本で急増している電磁波や化学物質過敏症の問題や5Gについて関心が高まっているため、2月27日に主催した「第11回 日本の農林業と食を考えるシンポジウム」のアフター勉強会として、3月7日(日)10時から3時間の予定で、CHhom東京用賀校をライブ会場に、オンライン配信で全国勉強会を参加費無料で開催します。
講師には、自らも電磁波過敏症、化学物質過敏症に苦しみ、被害者に寄り添い、この問題に長年取り組まれてきた加藤やすこ氏(「5Gクライシス」(緑風出版)著)と黒藪哲哉氏(「ルポ最後の公害、電磁波に苦しむ人々」著)の「いのち環境ネットワーク」の2人の共同代表を迎え、日本豊受自然農代表の由井寅子、また実際に電磁波過敏症に悩んだ被害者の方の体験談、トークセッションも予定。5G、電磁波過敏症の実態を多くの人が理解することで、技術の普及にあわせて、安全や被害者への対策が並行して日本でも進んでいくことを願います。
昨年大きな反響のあった寅子先生の5G&香害講演会
昨年11月に開催された 代表の由井寅子による電磁波過敏症「5G」と化学物質過敏症「香害」に関する講演会のレポートと参加者アンケート。
講演会の動画はスマホアプリ「とようけTV」からご覧になれます。