豊受自然農園で学ぶホメオパシーを活用した家庭菜園コース【第1回】 講師:由井学長


ここ静岡県函南町にあります豊受自然農園は本日は晴天に恵まれ、その中で「ホメオパシーを活用した家庭菜園コース」がいよいよ開講しました。
このコースは二部構成のプログラムになっており、教室での座学と農場での実践を行います。座学では自然農を行うための知識に留まらず、植物や大地や農業と深く関係のある大いなる自然に対する信仰心など、さまざまなことを学びます。
そして農場では実際に土や野菜に触れ作物を育てる体験を通して自然農の喜びや厳しさや尊さなどを感じていただきます。
まず午前は座学の時間です。第一回目の今回は日本豊受自然農代表であり農民であるとらこ先生よりホメオパシー自然農を行うにあたっての大切な心構えをお話いただきました。
農民は土にひざまづき、自然にひれ伏し、自然に降参し、自然とともに生きて行くのだという、とらこ先生の詩が最初に読まれましたが、それは豊受の農民たちへの愛とこれから自然農を学ぶ皆さんへのメッセージの詰まった素敵な詩でした。
神々の話から宇宙のエネルギーと植物の気の話など普通の家庭菜園教室では教えられないような内容が語られ、参加者の皆さんにとって目からうろこの感動的な内容だったようです。
豊受自然農園では土づくりのために様々な植物たちの力を借ります。特にたくさんのミネラルやハーブやレメディーの入ったホメオパシー発酵植物活性液アクティブプラントはホメオパシー自然農において欠かせない重要なものです。
これには放射能のレメディーや福島の土を希釈振盪したレメディーも入っているのですが、これを散布した福島の畑を放射線測定した結果、放射線量が低下し、作物からはセシウムが検出されなかったという驚きの結果も出ているようです。
次に豊受自然農園の農民である工藤先生から実際の栽培計画や畝の作り方など具体的な自然農の基本についてお話いただきました。
通常の農業と自然農の考え方や方法の違いなどはじめて耳にする話も多かったようです。参加者の皆さんもとても興味深く聞いていらっしゃいました。
とらこ先生、工藤先生の両先生によるお話で自然農の素晴らしさをまずは頭と心で感じていただけたと思います。
講義終了後には自然農園で育った野菜たちがふんだんに入った豊受弁当が皆さんに配られました。その他にも豊受ハーブティーやシソ寒天ゼリーなど自然の気の溢れる食材をおいしく食べていただきました。
午後は、農業生産法人 日本豊受自然農の六本松自然農園へ移動し、とらこ先生と工藤先生ら日本豊受自然農スタッフの指導による、農業実習が行なわれました。
農場に入るに前に、参加者一同ではじめに富士山の方を向き、とらこ先生が導師をつとめて、祝詞をとなえました。これから畑に入らせていただくにあたり、天の神々、地の神々への畏敬の念を持つ心構えが大切だという、午前の講義そのままに、みな神聖な気持ちになるところから、実習ははじまりました。
早速、農園の中に入り、ちょうどシーズンを迎えている、サツマイモ、コマツナ、サトイモの収穫を行ないました。無農薬で化学肥料を使わないホメオパシー自然農園で、地にひれ伏し、土に触れ、土地の良い気をたくさん受けながら、皆さん楽しそうに収穫体験を行なっていました。
さらに、家庭菜園でも実践できる畝と土の作り方と、播種、定植の実習が行なわれました。土壌の菌類の働きを活性化させ、植物が根を伸ばし広げて行くことで、生きいきとした植物が育つための環境づくりのポイント、そのための敷きワラ、落ち葉堆肥、アクティブプラント、マザーチンクチャーの活用方法などを、実際の作業を見ながら学ぶことができました。
途中、休憩時間には焼き芋があったり、帰りには収穫した野菜をもらえたりして、お土産もたくさん。鮮やかな西日が山の端に沈もうとする中、皆さん充実した一日を終え、帰りのマイクロバスに乗り込みました。
次回は12/16(日)に開催されます。今回参加できなかった方には、11/4(日)に上映会もおこなわれます。