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夏の免疫低下■主な原因と対処法

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暑さから来る体調不良は東洋医学では「暑邪」が原因と考えられています。
暑邪は熱と湿の性質を持ち、体の気や体液を消耗させ、
これによって熱中症や夏バテの症状が出ると考えられています。

以下のような熱中症の症状があります。
〇熱疲労:発汗による脱水と循環不全によるだるさ、めまい、頭痛など
〇熱失神:暑い中立ちあがったりした時など脳への血流が低下して起きる脳貧血
〇熱射病:体温が40℃以上になり、体温調節ができなくなり起こる意識障害

 

また、夏は一年でもっとも免疫力が下がりやすい季節ともいわれています。

●夏に免疫力が下がりやすい主な理由

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1.汗
体内の水溶性ビタミンやナトリウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラル類が排出されてしまう。ビタミンやミネラルの欠乏により、身体機能が正常に働かず「夏バテ」状態となり、免疫力も低下する。

2.エアコンの影響
エアコンにより体温が下がること。また、室内外の寒暖差や湿度の変化によっては、自律神経が乱れることがわかっています。

自律神経は免疫を司る白血球の働きを支配しています。自律神経が乱れると、「ストレスホルモン」と呼ばれるステロイドホルモンが多く分泌されてリンパ球や好酸球が減少するので、結果として免疫力が下がってしまうのです。

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3.脾臓へのダメージ
内分泌系を司る脾臓は、血液をきれいにする役割が知られていますが、生体内で抗体を作る器官としても特に重要な役割を果たしています。体内からマグネシウムが欠乏することが与える、脾臓のホルモン分泌への影響も指摘されています。
脾臓については、とらこ先生からこんなメッセージも

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『私達は、これから来るかもしれない干ばつに負けない体を作っていかなくてはいけません。
例えば湿気でバテている人は脾臓が弱っていることを表しています。
脾臓が弱く、貯蔵鉄であるフェリチンが不足し、血液が濁っているからバテてしまうのです。
脾臓が弱いと、憂いて、先々心配して、不安になり、鬱になってしまいます。
脾臓を強くするためには日頃の食事が大切です。しっかりした食事が脾臓の気を高めてくれます。

これから、夏の土用(2022年7月20日(水)~8月6日(土))の時期に入りますが、
土用の時期は脾臓が弱ります。
この時期には、「脾臓のサポートチンクチャー」をとり、
脾臓をサポートすることが、心も体も健康に生き抜く力を持つために大切です。
季節に合わせた臓器のサポートを意識して取り組むことで、
夏の暑さにも負けぬ丈夫な身体を持つことができるでしょう。』

●免疫力を高めよう!

生体恒常性を取り戻して、自己免疫力と向き合うために
より深い体のメカニズムを学んでいただきたいです。
「とようけTV」では、みなさんのお役に立てる動画をたくさん公開しています!
https://tv.toyouke.com/

 

免疫力についてはこちらの動画は必見!!
「ホメオパシーDAY 2022」
https://tv.toyouke.com/video/199

★ミネラルの作用を知りたいならこちらの動画!
「バイタルエレメントのレメディーを学ぶ3回講座」
https://tv.toyouke.com/video/192

サポート免疫、脾臓ケア、ミネラル吸収ケア…ホメオパシーなら「豊受モール」で
「MT)サポートφMeneki」など、専用のサポートチンクチャーやレメディキットもあります

 

★おすすめ「ババジスープ」
ババジとは不老長寿のヒマラヤ仙人の名前。函南農場で採れた10種類の植物(白菜、人参、人参葉、大根、大根葉、じゃがいも、干し椎茸、昆布、野沢菜、玉ねぎ、ゴボウ、生姜)のファイトケミカルがたっぷり入った化学調味料不使用のベジタブルスープ。無農薬・無化学肥料の作物の強~い抵抗力を、そのまま煮込んで閉じ込めました!疲れた内臓にも優しい風味です。

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★おすすめ「深海塩」
日本一深い海、駿河湾。その深海からくみ上げ、加熱して5倍希釈にした液体のお塩です。栄養を分解する植物プランクトンがいない深度からなので、体が求める栄養塩類が豊富に保存されています。ミネラル豊富な天然塩は、細胞の新陳代謝・毒素の除去、体内の余分なナトリウム排出をサポートしてくれます。老廃物を排出して、新しいミネラルを補いましょう。

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★おすすめ「豊受黒大豆味噌」「豊受原種白菜キムチ」
発酵食品で腸内環境を整え、腸管免疫をUPしよう!もちろん化学調味料は不使用です。

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秋から冬にかけては、これまで以上に深刻な症状を招く、
新たなパンデミックが起こるとも一部では言われております。

まだできることはあります。
夏に負けない体づくりをしながら
自己免疫力を高めておきましょう!

(参考論文等)
■環境室温度が人体に与える暑熱ストレスに関する基礎研究
https://www.jstage.jst.go.jp/article/senshoshi/55/10/55_756/_pdf

■からだを守る白血球の自律神経支配 ―鍼灸医学の病気を治すメカニズムーhttps://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsam1981/52/5/52_5_486/_pdf/-char/ja

■マグネシウム欠乏ラット脾臓のヒスタミン含有細胞https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj1944/90/3/90_3_141/_article/-char/ja/