第20回みなのテレビ■豊受の御田植祭
- 2022/06/14
今週の第20回『みなのテレビ』のテーマは御田植祭。
祝詞奏上とほら貝の調べから始まりました。
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私たちがこの土地で自然農による稲作をはじめて数年。
天然記念物のモリアオガエルが戻って来てくれました。
ウンカ(蛾)やバッタなど稲にとっての天敵を食べてくれる
とってもありがたい存在です。
他にも、鴨やサギ、ホウネンエビなど、
田んぼは色々な生き物たちを見ることができます。
私たちの命や食は、生物多様性に支えられている。
「自然な環境に戻す」ことの大切さが再認識されますね。
田んぼの保水力は水害や土砂災害を防いでくれています。
かつては食料の備蓄も、長期保存に最適な籾米で行っていました。
古来から、日本人にとって稲は神聖な作物。
単に私たちの食生活を支えるというだけでなく、
文化や精神性の土台としても、重要な役割を担ってきました。
農業が近代化するまで、
私たちのご先祖はずっと、山の神様に自然に命に、
豊穣を祈念しながら栽培を行っていました。
GHQの行った農業の近代化政策や
小麦・パン文化の推進以降か、
いつの間にか、私たちの文化から、
稲作への感謝が失われてしまったのかもしれません。
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「地球は人間だけが住んでいるわけではない」
私たちが再び、田んぼが教えてくれる価値に気付き
日本のあちこちでこうした風景が見られますように☆彡
日本の主要穀類である稲作を
日本の原風景として情緒をはぐくむ
田んぼの姿を復活させていきましょう。
動画で紹介された完全無農薬で
栄養豊富な豊受米&黒米は、
豊受オーガニクスレストランでもご提供しています。
ぜひ味わいにいらして頂けたらうれしいです。
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6/18(土)に行われる「第14回日本の農業と食を考えるシンポジウム」では、
日本の本来の農業や食文化を取り戻していく
ヒントも皆さまと共有していきます。東京・大阪での会場参加のほか、
ストリーミング配信でもご視聴いただけます。
各農場から、栽培の工夫などもシェアします。
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お申込みはこちらから。
https://toyouke.com/tokyo202206/entry/