「食糧危機を乗り越える鍵は自然農にあり!」 第13回 日本の農業と食を考えるシンポジウム 開催報告と御礼
- 2021/12/12
★寅子先生の基調講演の補足と訂正のご連絡
(1)「野菜を「煮る」ことの重要性について(補足)
野菜に含まれるビタミン、ミネラル、ファイトケミカルなどの栄養は、細胞壁の中にあります。
この細胞壁を破壊しないと中の栄養は外に出てきませんが、歯で噛んでも包丁で刻んでも細胞壁は壊れません。
また人間の消化酵素では、この細胞壁を分解できません。
しかし、熱で簡単に壊すことができ、野菜を5~10分程度煮ることによって、栄養のある汁がでてくるのです。
(2)玄米を食べる際に胃腸にやさしく食べれるよう、またフィチン酸(ミネラル吸収阻害)対策で、玄米と一緒に炊くとよいのは【小豆】です。※大豆ではありません。訂正します。
(3)東京大学渡辺正名誉教授のYouTube動画の説明部分で、
「世界1700ヶ所くらいの潮位計を全部足して平均値出すと明治のはじめからほとんど潮位の変化はない」です。※「気温の変化がない」ではなく、「潮位の変化はない」です。訂正します。
東京大学渡辺正名誉教授のYouTube動画
「地球温暖化説」を冷静に見るための11の視点~東大名誉教授が語る~【未来編集】
https://www.youtube.com/watch?v=3vK28nS8AWE
あくまで問題提起として参考でのご紹介なので、
何が真実かはご自分で調査 されるようお願いいたします。
(4)天明の大飢饉の解説で、パワーポイント、配布年表には記載がありましたが、当時の10年近くにわたる冷害、天候不良、特に東北地方の異常気象に影響を与えた火山噴火で阿蘇山、岩木山、アイスランド ラキ火山の噴火活動は口頭で紹介ありましたが、1500名の犠牲者を出し、成層圏まで噴煙が達し、ラキ火山とともに日照不足、冷害に大きな影響をあたえた浅間山の大噴火の口頭説明が抜けておりました。補足します。
(5)「豊受ババジスープ」
「よみがえり野菜スープ」を進化させたスープとなります。
長年ご愛用いただきました「よみがえり野菜スープ」在庫限りで販売終了となります。
※ババジスープという名称は、ヒマラヤに住む長命の聖者、マハー・アヴァター・ババジにあやかり、健康で長生きできるスープという意味が込められています。
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★寅子先生基調講演での参考配布資料 補足
「■配布資料 第13回 日本の農業と食を考えるシンポジウムの関連 参考年表 (CHhomスタッフ編)」
この中で紹介の小名木善行先生の新刊「ねずさんが描く庶民の日本史」紹介URL
https://good-books.co.jp/books/2417/
これまでの考古学の常識を覆し世界四大文明のはるか以前の縄文時代から日本でも稲作が行われていたことや、江戸時代の貧農史観の嘘を鮮やかに解説してくれる目からウロコ、歴史を読むことで私たちを元気にしてくれる本です。ぜひお読みください。
同じく江戸から令和への近世近代史を鮮やかに描いた こちらも目からウロコの『明治150年の真実 小名木善行』は以下URLからご覧ください。
https://www.youtube.com/playlist?list=PL61e5YAdtUPydtpfnanQLYjxUrLY7DSM2
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小名木善行先生に記念講演をおただきました11月23日に行われた新嘗祭豊受特別企画ライブのアーカイブ動画は以下URLよりご視聴いただけます。次回の小名木先生の講演は来年2月に企画中!
https://ec.homoeopathy.ac/program/tv_program.html
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★寅子先生基調講演で山形米沢藩の上杉鷹山が飢饉に備えて食べられる野草とその調理法などを編纂した「かてもの」の時に紹介された小谷宗司(前信州大学農学部特任教授)には、5月には函南農場で、9月には小谷先生の生まれ故郷、木曽御嶽山の麓、長野県王滝村で自然観察ツアーを行いました 両ツアーのダイジェスト映像、そして秋の函南農場収穫祭のダイジェスト動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=ZePnPXprO5M
https://www.youtube.com/watch?v=2i-N50fNhqs
https://www.youtube.com/watch?v=bNlEkG8MmLk
小谷先生も特集されている農文教 月刊『現代農業』2019年7月号「野山で見つかる薬草ガイド 身体にいい草、すごい草」
https://www.ruralnet.or.jp/gn/201907/kant.htm
雑誌記事は豊受オーガニクスレストランでもご覧いただけます。
https://restaurant.toyouke.com/