「種苗法改定案の廃案を求める請願」1万0626筆の署名を国会へ提出しました
- 2020/11/05
11月4日(水) 皆さまからお預かりした「種苗法改定案の廃案を求める請願」1万0626筆の署名を持って、
全国農民連合会、国民の食糧を健康を守る運動全国連絡会合同 署名提出行動
代表の由井寅子が、衆議院第二議員会館 第4会議室で行われた国会議員への署名引渡しに出席し、自然農で自家採種・自家増殖を行う農家の立場から国会議員の皆さまへの請願のスピーチを行いました。
また、皆様方の請願の声を直接届けるために、衆議院農林水産委員会の国会議員を中心に種苗法改定案について個々の議員事務所をまわり、農家としての立場から種苗法改定についての要望をお話しました。
日本の農業や食の安全、生物多様性や伝統在来種の保護にもつながるバランスのとれた法体系が維持されるように、またインドでメキシコでアルゼンチンで北米で多国籍企業の種苗メジャーがタネを支配することで、各地で大変大きな社会問題と農家、市民との対立が起こっている状況も議員さんに報告しました。
ゲノム編集種子や遺伝子組み換えの問題や、米国で独バイエル社を相手に1兆円規模の訴訟となっていて世界で大きな問題となっているグリホサート除草剤の健康問題など、食の安全、子供たちの健康にも大きな影響がある法案改定です。農家だけの問題でなく国民1人1人の未来に関わる法案のため一生懸命説明をして回りました。
この模様は代表のメッセージとともに11月8日に行われるとらこ先生の10回講座「環境2」でも報告予定です。柔軟剤、消臭剤などで大きな社会問題に発展してきている「香害」など化学物質過敏症や4G、5Gなどの電磁波の健康被害の実態と解決策を提案講演会です。お誘いあわせの上、ご参加お待ちしております。
昨日の国会議員秘書さんからのレポートでは早ければ来週9日(月)から種苗法改定案につき審議入りという可能性もあり、大変心配です。
お話しできた国会議員の先生が限られるため他の国会議員の先生への請願活動も今後も検討していきたいと思います。
11月7日(土)には映画「タネは誰のもの」の上映会をCHhom各校、オンラインにて行います。第2回目の署名集約は11月15日になると聞いております。引き続き、署名活動へのご協力を宜しくお願いします。
▼種苗法改定 日本豊受自然農からの感謝とお願い(由井寅子)
▼種苗法「改定」案の廃案を求める請願署名にご協力願います。
▼11/8(日)「とらこ先生のコロナを越えてタブーを越えて、この時代を生き抜く10の講座<第6回>「環境②」電磁波・香害・体内汚染など
▼11/7(土) 種苗法改定をテーマにしたドキュメンタリー映画「タネは誰のもの」緊急上映会(東京、札幌、名古屋、大阪、オンライン)
▼映画「タネは誰のもの」公式サイト オンライン上映スタート