縞のないスイカは実は原種に近いスイカなの? 夏の暑い時期にスイカを食べるとよいのはなぜ?
- 2018/08/23
スイカは世界で広く栽培されている人気の果実ですが、今当たり前になっているような黒い深緑の縞(しま)模様ってなくて、実は原種に近いものにはなかったのです。ごく薄い縞模様になっているものはありましたが、突然変異や品種改良で、今のような縞が一般的になってきたものだそうです。
豊受自然農では原種に近い品種のものを自家採種で育て、4~5年かけてその地に適合した固定種に育てていくように取り組んでいます。スイカについては縞模様のない「黒小玉」も「うりこ姫」を栽培してます。
実は、日本も戦前戦後の時期には縞なしのスイカが多く栽培されていたようです。
このスイカ 実は、漢方などでも重宝されるような効果・効能があるそうです。尿道結石や二日酔いの時にはスイカがよいとも言われるますが、スイカの成分には、利尿作用を高くするものが含まれており、これにより腎臓の働きが良くなる食べ物として知られています。
日本でもスイカの皮は漢方薬として親しまれてきたほか、スイカを食べると、血液の浄化作用や体の水分代謝が活発になり、むくみの解消や高血圧の元になるとされている塩分を排出したり、身体を冷却する作用で熱中症を予防したりできる、夏の体調をうまくコントロールするためにとても重宝な果物でもあるんですね。さらに抗酸化作用に優れたビタミンAとCがたっぷり含まれています!
できるだけ自然の栽培のものがよいです。自然農のスイカと、そうでないスイカでは、中身や味、栄養なども大きく変わります。豊受のショップのスイカをもっていただければわかるのですが、ちょっとサプライズ! 「うりこ姫」も「黒小玉」も見た目の小ぶりさに比べ、「あれっ」と思う程、どっしり重いのです。
また、まるごとスイカを煮詰めて作られる「西瓜糖」(民間伝承薬)は、利尿のため幅広く使われ、舐めるだけで利尿も進むので、副作用の心配される薬が飲めない、妊婦さんの妊娠中毒症などの場合にも重宝されているそうです。こんなスイカの物語、ご存知でしたか!?
▼用賀の豊受オーガニクスショップでは、お盆から夏の大豊作セール開催中です。
今年は猛暑にも関わらず農場の多くの夏野菜が豊作、またとてもいいできとなりました。
まくわうり メロンの原種とも言われ、本当に自然な甘味が美味しいです。
レストランではコンポートなどのデザート、ピクルスなどにも加工します。
空芯菜は、茎の芯が空洞になっているためにこの名前がついたといわれます。本当に食べると空洞なんですね。
中国、タイなど東南アジアでもジャキシャキした食感が人気の食材、炒めてもお浸しにしてもサラダでも美味しいです。
一般にほうれん草の約4倍のカルシウム、約5倍のビタミンA、約2倍のビタミンB、ビタミンC、が含まれているとされ、ただでさえ、栄養豊富な野菜として知られていますが豊受の空芯菜はネバネバ感が結構あります。ネバネバのある野菜、実は、胃腸なども含め、とっても健康にいい野菜なんです。
豊受の夏野菜の一般に売られている野菜よりも結構ネバネバ感が強いので、本多料理長もびっくりしていました。自然農で育てると、よりナチュラルでいい野菜に育つようです。
空芯菜以外では、豊受のツルムラサキ、オクラ、モロヘイヤは、ネバネバ感が強い野菜で本多料理長は、ネバネバ3兄弟とか名付けてレストランのお客さんにも紹介していました。モロヘイヤは、そのねばねば感の特徴を利用して、人気の豊受恵み香の材料の1つにも使われています。ケミカル無添加で焚くと空間が浄化されとても気持ちのいいお香です。こちらもぜひお楽しみください。
豊受 甘酒も大人気です。
ゴーヤも今年は豊作、医薬同源 薬草のみならず、昔からお野菜は健康には欠かせない薬膳の材料としても
おなじ函南町のオラッチェから、非遺伝子組換え(NON GMO)の飼料で育てた牛からのモッチャレラチーズやバターなどの乳製品も販売しています。また、同じくNON GMO飼料で自然に近い形で育てた有精卵も販売しています。これらはレストランでも使われています。
ミニトマトも人気です。現在は函南のトマト ちょっと青みがかかったトマトが多いのが特徴です。
もうすぎ洞爺農場の赤いミニトマト、マイクロトマトが出回る時期となります。
藤井農園さんからブルーベリーを仕入れています。
青紫蘇、赤紫蘇などもあります。
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