豊受自然農・函南農場 土壌再生プロジェクト!
- 2017/06/28
日本豊受自然農のメインの圃場のある函南町六本松地区で今回12反の新しい圃場が手に入りました。ここは過去には慣行農場(F1種や、農薬、化学肥料使用)も行われてきた圃場です。 ナチュラル&オーガニックな農業を日本でも当たり前な状況にしていくには、こういった慣行農業を圃場をどうナチュラル&オーガニックに早く転換し再生できるかが大きなカギとなります。とらこ先生は、様ざまな微生物やそれを活かすミネラルの力を借りることで、このことができると確信しています。
今回も自然農の農場へ転換するための土壌再生プロジェクトとして行うことになりました。
何百種類の微生物の入った土をまず攪拌します。
豊受オリジナルの微生物やミネラル、ホメオパシーのレメディーを使った土壌再生技術を活用します。くぬぎの落ち葉堆肥をベースに、豊受野菜で育った牛の花子の粉、豊受のハーブ、野菜、麹菌、森のミネラル、さらにホメオパシーのレメディー、マザーティンクチャーに土壌活性液「アクティブプラント」を加え完熟発酵させてつくった豊受堆肥もまいていきます。今回は乳酸菌発酵した竹の粉も土壌改良のために重点的にまいていき、土壌菌として活躍してもらうため、すぐに漉き込んでいきます。
乳酸菌入りの竹の粉に加え、森林のミネラル、アクティブプラントなども加えて攪拌します
このような農業技術が確立されていくこと、そして農家が豊かになる六次産業化の実践で、自然な種から、農薬、化学肥料を使わない安心安全、そして栄養ミネラルのある食を供給できる農業。豊受自然農は、未来の生命を支える本来の日本の農業が必ずや復興できるのではないかと信じています。
軽トラの荷台で何百種類もの微生物入りの土地改良剤を攪拌中
農機でまけなかった場所は手まきでフォローしていきます。
次に乳酸菌発酵させて竹の粉と森林のミネラル、豊受堆肥、アクティブプラントなどを攪拌
すくいに入れて圃場にまいていきます
微生物たちも乳酸菌発酵竹粉も土の中で土壌菌として活躍していただくため、すぐに漉き込んでいきます
これだけまとまった区画の耕耘は初めて少し緊張気味
今後の土壌改良の成果が楽しみです。