6月13日(火) 静岡県函南農場の奈古谷の水田で田植え祭、朝日米の田植えを行いました。
- 2017/06/14
田植え前に まずは、土地の神様、本日田植えをさせていただく報告で奈古谷神社に参りました。
田んぼの中に急に現れた しっかりとした鎮守の森の奈古屋神社
狛犬も立派
身を清めてからお参り
由井代表を含め、当日田植えに参加した20名のスタッフで祝詞を上げました。
御田植祭
毎回、田植えの時に行われる 由井代表の「御田植祭」の祝詞も堂々と板についたものでした。
皆で 祝詞を上げて、田んぼの神様にご挨拶してから田植えをはじめました。
田植えする苗にレメディーを噴霧してから、田植えをはじめました。
この地区の水入れが遅く、梅雨入り後、伊豆でも最も遅い時期の田植えとなりました。心配された天気でしたが、当日は雨も降らず、水もぬるま湯でちょうどよい水温での田植えとなりました。
田植えというのは、本当に共同作業、チームワークで行っていく農作業です。
「はい 植えて!」の掛け声に合わせ 皆で一斉に植えていきます。
朝日米の田植えは今年で2年目、自家採種の籾により、今年はずべての田んぼを朝日米を植えることができました。
等間隔で植えていくためには、紐と支柱を使って、コントロールしていきます。
植える間隔の目印となる竿は、函南農場リーダーの吉田誠さんと、加工部門の責任者である吉田光弘さんが担当
2枚の水田の田 約1反を手植えで植えました。
2枚目の田は、皆の息も合い、きれいに植えることができました。今年は2地区合わせて10数反での植え付けと年々米作りの田も拡大してきました。
田植えの後、皆で、足を洗っていた時に、由井代表が、水面で羽根を濡らして溺れている「スズメバチ」を見つけました。「羽根を濡らして、かわいそうに かわいそうに」といって、小枝につかまらせて、陸地にあげて羽根をかわかせてやりました。スズメバチというと、刺されると大変で、最初は私も怖いとも思いましたが、命をあるものに対して、小さな虫たちや植物、土壌菌にまで慈しみを持って接する代表の人柄に触れられた1コマでした。
【写真はあぜにあがって羽根を乾かしているスズメバチ】
共同作業で、田植えは順調に終わったので、昼食までの残りの時間は、酵素につけたり、食用にするカレンデュラの収穫を皆で行いました。
そして皆でお楽しみの昼食
この時期、農場近くでも アジサイがきれいに咲いていました。
農作業、実はメリハリが大切です。とくかく、午前の4-5時間は集中して仕事をやって、14時頃から
昼食、午後は、カレンデュラの酵素漬け、またレストラでは花も食べたりしますので、食材用のカレンデュラの花の加工や冷凍、また出荷作業、そして、長ネギの植え付け などなど 様々な作業に分かれて仕事を行いました。
収穫したカレンデュラの食用への後処理加工
長ネギの植え付け