日本豊受自然農函南農場で農林省、静岡県からが六次産業化でのヒアリングを受けました
- 2016/10/17
農水省(関東農政局)2名、静岡県1名、東部農林事務所1名 函南町農業委員会1名の計5名に函南農場までご来社いただきヒアリングが行われました。
今春4月より改正された農地法の農業振興策(法人の農業新規 参入促進策)を進めるための既参入法人の意見や現況や課題など の現況を把握したいとの趣旨で行われました。
農業への参入のきっかけ、農地確保の進め方、土地の所有形態 や今後の拡大予定などの質問が出され、由井代表が1つ1つ丁寧に回答。六次産業化などの状況や今後の展開予定 から、具体的な農作物の栽培や土作り、商品の説明など約2時間にわたってヒアリングに対応しました。
自然な種にこだわり、土を大切にする自然型農業の復興を実践し、「1に安全・安心 2に栄養がある 3に美味しい(4に形が 良い)」という日本豊受自然農の六次産業化と自然型農業、安心・栄養ある食から日本人の健康に貢献したいという方針を由井代表が説明。また、農家自身が一次産品生産だけでなく、加工・発酵食品・飲料、化粧品製造までつくり、自然農レストランや自前の流通ルートを持って六次産業化を推進することで、若者が農業で夢を持てる農場、そして農業生産法人を目指す活動も紹介しました。さらに将来の六次産業化展開の計画も、説明しました。
ヒアリングには静岡県農林大学校新卒採用で農場と出荷を担当する就労2年目の宮田さん、深澤さん、また今春新卒で、加工品と農場を担当する柿野さんも参加、実際に職場で働いてみて実感している感想や、現場サイドからの生の声を直接行政にフィードバックしました。ヒアリング後には圃場や加工場の見学もされました。
明確なポリシーの下、わずか設立5年で自然型農業、加工、自然農レストランまで六次産業化を1中小企業が行っているバイタリティーには皆さんびっくりされているようでした。
まだまだ設立わずか5年、これから取り組んでいかなければならない課題もたくさんありますので、1つ1つ日常の取り組みをスタッフが手を取り合って一生懸命取り組んでいきたいと思います。
また、当日は久しぶりの秋晴れの素晴らしい天候にも恵まれ、霊峰 富士山の神々しい山容の美しさも印象的でした。